GPSロガーで旅のルートと写真の撮影地点を記録してつくる旅行記アプリです。
あなたが旅行に出かけたとき、旅先で自分の歩いた道路のルートや、自分だけの発見を思い出として記録したいと思ったことはありませんか?
道と写真で旅行を記録する旅行記アプリ「ポケット旅行記」を使って頂く事で、「旅の目的地までの道から見える景色がきれいだった」「町の路地裏で面白いものを見つけた」、などなど旅先で見つけた「自分だけの発見」を地図上にまとめて、旅行記として思い出に残すことができます。
また、記録した旅行記はfacebookやTwitter、LINE等の各種SNSを通じて、友達と共有することも可能です。
■アプリの説明
「ポケット旅行記」は、GPSロガー機能を使って、旅行の際に辿ったルートと写真をまとめて旅行記として記録するアプリです。GPSで移動ルートを追跡することで、地図上に自分の辿ったルートと写真の撮影地点をマッピングして表示できます。
旅行記公開サービス「旅行記掲示板」http://travelboard.sakura.ne.jp/を利用することで、各種SNSを通じて自分の旅の記録を友達と共有することもできます。公開した旅行記は、友達が「ポケット旅行記」を使っていなくも、スマートフォンやパソコンのブラウザで見てもらうことができます。
マップアプリと連携することで、他の人が公開した旅行記の写真の撮影地点までのナビを行うこともできます。
また、旅行の計画やしおり、スケジュールを作成する際の移動ルートの記録や、ツーリング・サイクリング・ドライブコースの経路の下見の記録を残す用途などにも使っていただけます。
車でのドライブやバイクでのツーリング、ウォーキングや自転車でのサイクリング、船旅や電車旅など、様々な旅の記録を残すことができます。
■アプリの機能
1. 旅行記の記録
・GPSロガー機能を利用しての旅の移動経路の記録
・旅行中に撮影した写真の説明、及びGPSロガーによる撮影地点の位置情報の記録
2. 自分が記録した旅行記の閲覧
・地図上に旅の移動ルートと、旅行中に撮影した写真アルバム、及び写真の撮影地点をマッピングして表示
・旅行中に撮影した写真の説明の表示
3. みんなの旅行記の閲覧
・他の人が公開した旅のルートと、旅行中に撮影した写真アルバム、及び写真の撮影地点を地図上へマッピングして表示
・他の人が公開した旅で撮影した写真の説明の表示
・他の人が公開した旅行記の写真の撮影地点までのナビ
4. 自分の旅行記の公開・共有
・自分の旅のルートと写真アルバム及び写真の撮影地点の公開(写真は30枚までアップロード可能です。)
・自分の旅で撮影した写真の公開
・メールやSNSを使用しての友達との旅行記の共有
■旅行の記録方法
1. 旅の記録の開始
・旅行記の記録を開始する場合は、まずはスマートフォンのGPS機能がONになっていることを確認してから、空が見える場所で「記録開始」ボタンを押してください。
・ステータスが「取得中...」に変わり、位置情報の取得が開始されます。位置情報の取得が完了すると、地図が現在地へ移動して現在地アイコンが表示され、旅行の記録が開始されます。位置情報の取得に失敗する場合は、スマートフォンのGPS設定を確認して頂いた上で空の見える場所で再度「記録開始」ボタンを押してください。
・旅行の記録中は、「追跡on/off」ボタンを押すことで現在地の追跡のON/OFFを切り替えることができます。
2. 写真の撮影
・旅行の記録中に「カメラ」ボタンを押すことでカメラが起動し、写真を撮影できます。
・写真の撮影が完了すると、撮影した写真のタイトルと説明の入力画面が表示され、この画面で写真のタイトルと説明文を入力することができます。写真のタイトルと説明文は空のまま保存し、後で編集することもできます。
・写真の保存が完了すると地図上に撮影地点のピンが表示されます。写真のタイトルと説明文の入力画面で保存ボタンを押さないと写真の位置情報が記録されないので注意してください。
3. 旅の記録の終了
・旅行の記録を終了して保存する場合は、「記録終了」ボタンを押します。
・「記録終了」ボタンを押すと、確認用のダイアログが出た後、旅行記のタイトルや種類等を入力する画面に移動するので、内容を入力して「保存」ボタンを押すと、旅行記の保存が完了します。
*記録方法の詳細や、その他の機能の説明については、下記のマニュアルページをお読みください。
■マニュアルページ
http://travelboard.sakura.ne.jp/poketra_manual.html
■開発のきっかけ
開発のきっかけは、私はツーリングや旅行が好きなのですが、自分がどういうルートで旅をして、何を見て、誰に会って、何を感じたのかを記録したいと思ったのがきっかけです。
例えば、私の思い出話で恐縮ですが、私は大学生のころ福岡から大阪までバイクで旅をしたことがあります。1日目は福岡県の博多港から山口県の秋吉台までのルートを設定していたのですが、朝からあいにくの雨でした。正直初日からテンションはだだ下がりです。しかしながら、山口県に入るころには雨もやみ、夕方秋吉台に入るころにはすっかり晴れました。そこで見た景色は今でも心に残っています。ちょうど芝や岩に残った雨粒が夕日を反射してきらきら光り、とても幻想的な光景が広がっていました。その景色が見れただけで、この旅に出たかいがあったと思いましたし、一日の疲れが癒される思いでした。
また、こんな出会いもありました。道の駅熊川宿というところで休憩をしていると年配の男性に声をかけられました。その方はもう30年以上も同じバイク(古いバイクは詳しくないのですが、とても格好良かったです。)に乗っており、今日もそのバイクでツーリング中とのことでした。しばらくその方とお話をさせていただいていると、若い男性から「バイクの写真をとってもいいですか?」と声をかけられました。その方は手足が不自由そうでした。聞いてみるとバイクの事故で今はリハビリ中とのことで、まだバイクには乗れないけど、バイクが好きなので写真を撮っているとのことでした。その後しばらく3人でバイクの話を楽しみました。そして年配の男性の帰り際に、若い男性の方がバイクにまたがったその姿を見て、「自分もまたバイクに乗れるかな」とぽつりとつぶやきました。それを聞いて年配の方が「きっと乗れるよ」と返しました。とても格好良かったし、とても素敵なやりとりでした。
こんな感じで旅をすると色々な出会いがあり、それらを何らかの形として残したい、また他の人にも伝えたいと思ったのが開発のきっかけです。
私の個人的な趣味で開発したアプリですが、もしみなさんがこのアプリを利用して、とっておきの旅の思い出を記録してもらえたら幸いです。
*このアプリでは、バックグラウンドで旅行記を記録するために、GPSによる位置情報サービスを利用しています。そのため、アプリ起動中は電池の消費が早くなります。